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準富裕層(金融資産5000万円)へ!誰でも目指せる資産の増やし方[20年コース]

準富裕層の定義と日本での立ち位置

まず、「準富裕層」とは、どんな人たちを指すのでしょうか。野村総合研究所(NRI)では、個人の金融資産についていくつかの階層に分類しています。この分類によると、「準富裕層」とは、預貯金や株式、投資信託など、世帯として保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた「純金融資産」が5,000万円以上1億円未満の世帯を指します。1億円以上の資産を持つ世帯は「富裕層」や「超富裕層」と呼ばれ、「大金持ち」と表現されることもあります。

NRIの最新の推計(2023年データ)では、この「準富裕層」に該当する世帯は全国に403.9万世帯いるとされています。これは、日本の全世帯の約7%に相当する規模です。別の調査では、約6%(約325万世帯)という推計もあります。いずれにしても、16世帯に1世帯、あるいは14世帯に1世帯近くが既に準富裕層であるということです。これは、一部の特別な人たちだけでなく、多くの人が実際に達成している現実的な目標であると言えます。

ちなみに、2人以上の世帯の貯蓄現在高の平均は1,904万円ですが、これは貯蓄の多い世帯が平均を押し上げており、中央値は1,107万円となっています。この数字を見ると、多くの世帯はまだ準富裕層の目標である5,000万円には距離がある現状が分かります。しかし、だからこそ、今から資産形成に取り組むことで、大きく状況を改善できる可能性があるとも言えるのです。

特別じゃなくても目指せる理由

「準富裕層」と聞くと、「特別な才能が必要なんじゃ?」「宝くじでも当たらないと無理でしょう?」と思うかもしれません。でも、実はそうではないんです。多くの人が準富裕層になれる、そしてそこから富裕層へステップアップしているのには、いくつかの理由があります。

一つ目の理由は、資産形成には時間が味方してくれるということです。特に若い頃から始めると、「複利効果」が大きく働きます。複利効果とは、運用で得た利益を再び投資することで、利益がさらなる利益を生み出し、雪だるま式に資産が増えていく効果のことです。例えば、毎月決まった額をコツコツ積み立てて、それを年5%で運用し続けると、時間の経過とともに資産の増えるスピードが加速していきます。これは、大きな才能がなくても、時間をかけることで誰でも得られる恩恵です。

二つ目は、日本で資産形成に取り組みやすい環境が整ってきているということです。特に大きいのが、2024年から始まった新NISA(ニーサ)制度です。これは、投資で得た利益にかかる税金(通常は約20%)が非課税になる制度で、年間最大360万円まで、生涯で1,800万円まで非課税で投資できるようになりました。非課税期間も無期限です。税金がかからない分、効率的に資産を増やせる強力なツールです。また、老後資金のためのiDeCo(イデコ)という制度もあり、こちらは投資の利益が非課税なだけでなく、毎月の積立額が所得税や住民税を減らす効果もあります。これらの制度を活用することで、税金に邪魔されずに効率よく資産を増やしていくことができるんです。

そして三つ目は、収入を増やす選択肢が増えていることです。インターネットの普及により、本業以外で収入を得る「副業」が始めやすくなりました。自分のスキルや知識を活かしたり、スキマ時間を活用したりして、追加収入を得る人が増えています。2025年のデータでは、副業をしている人の平均月収は約6.5万円になっています。この追加収入を資産形成に回すことができれば、準富裕層への道筋がぐっと現実的になります。

野村総合研究所の調査でも、準富裕層や富裕層の多くが特別な事業家や相続でそうなったわけではなく、一般的な会社員が多く含まれており、従業員持株会や確定拠出年金(企業版iDeCo)、そしてNISAなどを活用して資産を築いていることが分かっています。つまり、特別な方法ではなく、給与を得ながら、税制優遇制度などを活用して計画的に資産を増やしていくことで、準富裕層に到達できるということです。

準富裕層になるための3つの柱

準富裕層という目標を達成するためには、特別な大技は必要ありません。「収入を増やす」「支出を減らす」「投資でお金を育てる」という、3つの柱をバランス良く実践することが最も効果的です。

柱1:収入の種を増やそう!副業活用術

準富裕層への道のりを加速させるために、本業の収入だけでなく、副業で収入の「種」を増やすことは非常に有効な手段です。

副業の現実的な効果

副業で得られる収入は、着実に資産形成を後押ししてくれます。2025年の最新データでは、副業をしている人の平均月収は約65,093円です。特に40代の副業収入は96,564円と高い水準を示しています。月に6.5万円の副収入が得られれば、年間では約78万円の追加収入になります。これは、準富裕層達成に必要な年間資産増加額の一部を賄う重要な要素となります。

多くの副業は、1日に1〜3時間未満の時間で行われており、全体の75.0%が1日3時間未満で副業に取り組んでいます。これは、本業に大きな支障をきたすことなく、現実的に両立が可能であることを示しています。2022年から2023年にかけて副業の平均月収が約27%増加していることからも、副業市場は成長しており、収入を増やすチャンスは広がっていると言えます。

どんな副業があるの?初心者におすすめの例

「副業を始めたいけど、何から手をつければいいか分からない…」という方もいるかもしれません。初心者の方が始めやすい副業には、特別なスキルがなくてもスキマ時間を活用できるものから、少しずつスキルを活かせるものまで色々あります。

例えば、アンケートモニターポイントサイトは、スマホやPCで手軽に始められ、通勤時間などにできます。文字起こしデータ入力は在宅でできる作業が多く、比較的簡単な作業が中心です。自宅にある不要なものをフリマアプリで販売するのも、手軽に始められて即金性があります。

もう少し体を動かすのが好きなら、フードデリバリーも選択肢です。時間管理の柔軟性が高いのが特徴です。家事スキルがあるなら、家事代行もパートより高収入が期待できる場合があります。

今後も需要が見込まれるのは、SNS運用代行など、デジタルスキルを活かす副業です。求人サイトやクラウドソーシングサイト(クラウドワークスやランサーズなど)で案件を探すことができます。

重要なのは、副業で得た収入をそのまま生活費に使うのではなく、資産形成のために投資や貯蓄に回すことです。もし月6.5万円の副収入を全て年率5%で運用できれば、20年後には約2,700万円の資産を築くことも可能になります。これは準富裕層達成に向けた大きな一歩になります。

副業を始める上での注意点

副業は収入を増やす強力な方法ですが、いくつか注意しておきたい点があります。まず、勤めている会社の就業規則を確認しましょう。副業を禁止していたり、会社への届け出が必要な場合があります。規則に違反すると、会社との関係に影響が出る可能性があるので、必ず事前に確認してください。

次に、税金についてです。副業の所得(収入から経費を引いたもの)が年間20万円を超える場合は、原則として確定申告が必要になります。所得税だけでなく、住民税の申告・納付も忘れずに行いましょう。

そして、副業詐欺にも注意が必要です。「簡単に儲かる」「高額報酬」といったうまい話や、働き始める前に高額な情報商材や登録料を請求される場合は詐欺の可能性が高いです。怪しいと感じたらすぐに連絡をやめ、信頼できる求人サイトなどを利用しましょう。万が一被害に遭ってしまったら、すぐにクレジットカードや銀行に連絡し、消費者ホットラインなどに相談してください。

健康管理も大切です。副業のために無理をしすぎて、本業に支障が出たり体を壊したりしては元も子もありません。無理のない範囲で時間管理をし、十分な睡眠と休息、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

柱2:満足度を下げず支出を最適化!賢い節約術

収入を増やす努力と同時に、支出を賢く管理することも、準富裕層への道のりでは同じくらい重要です。どんなに収入が増えても、それ以上に支出が増えてしまっては資産は貯まりません。

家計の現状を「見える化」しよう

まずは、自分が「何にいくら使っているか」を正確に把握することから始めましょう。家計簿アプリや、クレジットカードの利用明細を自動で連携できるアプリなどを活用すると便利です。項目を細かくしすぎず、ざっくりとでも良いので、まずは1ヶ月、支出を記録してみてください。

支出を「固定費」と「変動費」に分けて考えると、無駄が見つけやすくなります。固定費は、家賃、住宅ローン、通信費、保険料、サブスクリプション料金など、毎月ほぼ決まった額が出ていくものです。変動費は、食費、交際費、娯楽費など、月によって金額が変わるものです。

効果が大きい固定費の見直し

節約で最も効果が大きいのは、一度見直せば継続的に節約効果が得られる固定費の削減です。

例えば、通信費。スマートフォンの料金プランを見直したり、格安SIMへの乗り換えを検討するだけで、毎月数千円、年間では数万円の節約になることがあります。使っていないサブスクリプションサービスはありませんか? 動画配信サービスや音楽アプリなど、契約しているけどほとんど使っていないものがあれば、思い切って解約しましょう。

保険料も大きな固定費です。本当に必要な保障だけを選び、不要な特約は外したり、インターネット専業の保険会社に切り替えたりすることで、保険料を削減できるケースが多く見られます。また、生命保険や自動車保険だけでなく、国民年金保険料やNHK受信料なども、まとめて前払いすることで割引になる制度があります。

住宅関連費も固定費の大部分を占めます。住宅ローンの借り換えや、賃貸なら家賃交渉なども長期的に見れば大きな節約につながる可能性があります。

日々の生活費を賢く節約

変動費は毎月の支出を把握し、無駄を減らす意識を持つことが大切です。

食費は工夫次第で大きく変わります。毎日スーパーに行くのではなく、週に1〜2回にまとめ買いをしたり、事前に献立を考えてから買い物メモを作ることで、無駄な買い物を減らせます。お弁当を作ったり、水筒を持ち歩いたりするのも効果的です。冷凍保存や作り置きも食費の節約に役立ちます。

光熱費も工夫できます。使っていない電気を消したり、古い家電を省エネ性能の高いものに買い替えたり、エアコンの設定温度を夏は高め、冬は低めにするなど、小さなことからコツコツ取り組むことが重要です。お風呂のお湯をためる量を減らしたり、シャワーを出しっぱなしにしないことでも水道代とガス代を節約できます。

節約を続けるためのコツ

節約は「我慢」ではなく「生活の最適化」だと捉えましょう。目標を明確にすること(例:「1年で○○万円貯める」)、家計簿アプリなどで節約の成果が見えるようにすること、無理のない範囲で継続すること、そしてたまには自分にご褒美を設定すること が、楽しく続けるためのポイントです。

また、給料が入ったらすぐに一定額を貯蓄用の口座や投資用の口座に移してしまう「先取り貯金」は、手元にお金が残らないので、無駄遣いを防ぐのにとても効果的です。

柱3:お金にも働いてもらう!投資の基本

収入を増やし、支出を減らしてできた「余剰資金」は、そのまま銀行に預けておくだけではほとんど増えません。そこで、資産を増やしていくために欠かせないのが「投資」です。

投資はギャンブルじゃない!3つの基本原則

「投資ってなんだか怖い…」と感じる方もいるかもしれません。でも、投資はギャンブルのように一攫千金を狙うものではなく、長期的な視点で計画的に資産を増やすための活動です。投資初心者の方がリスクを抑えながら着実に資産を育てるためには、3つの大切な原則があります。

1つ目は「長期投資」です。短期間で売買を繰り返すのではなく、買った商品を10年、20年、それ以上の長い期間持ち続けることで、市場の短期的な値動きに一喜一憂しなくて済むようになり、安定したリターンが期待できるようになります。歴史的に見ても、投資期間が長くなるほど元本割れのリスクは減る傾向があります。特に若い方ほど、この「時間」という強い味方を活用できます。

2つ目は「積立投資」です。これは、毎月決まった額をコツコツと投資する方法です。例えば、毎月3万円と決めたら、株価が高い月も安い月も機械的に3万円分買い続けます。これを「ドルコスト平均法」と呼びます。株価が安い時にはたくさん買えることになるので、平均の購入単価を抑える効果があります。毎月100円のような少額からでも始められるので、投資初心者でも気軽にスタートできます。

3つ目は「分散投資」です。これは、一つの商品や地域に集中して投資するのではなく、国内外の様々な種類の株や債券などに分けて投資する方法です。こうすることで、どこかの調子が悪くなっても、他の商品がカバーしてくれて、全体のリスクを抑えることができます。

これらの「長期・積立・分散投資」を実践することで、特別な知識がなくても、リスクを抑えながら着実に資産を増やしていくことが可能になります。

非課税制度「新NISA」と「iDeCo」を活用しよう!

投資で増えたお金には税金がかかるのが一般的ですが、国が用意している新NISA(ニーサ)iDeCo(イデコ)という制度を使えば、この税金が非課税になります。準富裕層を目指す上で、この税制優遇制度を最大限活用することは非常に重要です。

新NISAは、2024年から始まった新しい制度です。年間最大360万円まで、生涯で1,800万円まで投資の利益に税金がかかりません。しかも、非課税で持っていられる期間は無期限です。いつでも必要な時に投資したお金を引き出すことができるので、将来の大きな支出にも備えられます。初心者の方には、まず積立投資枠(年間120万円まで)で、様々な会社の株などに分散投資されている「インデックス投資信託」という商品を選ぶのがおすすめです。手数料が安い商品を選ぶことが、長期的な成果を出す上で大切です。

iDeCoは、老後のための資産形成に特化した制度です。投資で得た利益が非課税になるだけでなく、毎月の積立額(掛金)が全額所得控除となり、所得税や住民税を減らす効果があります。ただし、原則として60歳になるまで引き出せないというルールがあります。これは、老後資金を確実に準備するための仕組みですね。

新NISAとiDeCoは両方併用できます。新NISAで近い将来のための資金を、iDeCoで老後のための資金を、というように使い分けることで、効率よく税制優遇を受けながら資産を築いていくことができます。

準富裕層を20年で目指すシミュレーション

それでは、具体的な数字を使って、20年で準富裕層(5,000万円)を達成するシミュレーションを見てみましょう。

貯蓄300万円からのスタート

もしあなたが今、貯蓄が300万円あると仮定します [参考:貯蓄中央値は1,107万円ですが、多くの方に合わせて少なめの300万円で考えます]。この300万円を、例えば年率5%で20年間運用し続けると、どうなるでしょうか?

300万円 × (1 + 0.05)^20 ≒ 300万円 × 2.65 ≒ 795万円

となります。初期の300万円が、20年後には運用益を含めて約795万円になる計算です。投資の力によって、何もしないよりも大きく資産を増やすことができます。しかし、目標の5,000万円にはまだ遠いですね。

シミュレーション達成に必要な「毎月プラスα」をどう作るか

目標の5,000万円を達成するには、初期の300万円を運用するだけでは足りません。毎月、追加で資産を積み上げていく必要があります。先ほどの計算で、初期貯蓄300万円が20年後に約795万円になることが分かりました。目標まであと、5,000万円 − 795万円 = 4,205万円が必要です。

この約4,205万円を、20年間(240ヶ月)で、年率5%(月利換算で約0.416%)で毎月コツコツ積み立てながら運用することで達成するとしたら、毎月いくらの積立が必要になるでしょうか?計算すると、毎月およそ10.3万円を積み立てていく必要があります。

つまり、今の貯蓄300万円を年利5%で運用し続けながら、これに加えて毎月10.3万円を年利5%で積み立てて運用できれば、20年後に目標の5,000万円を達成できる計算になります。

この毎月10.3万円を、どうやって準備するかが鍵になります。ここで役立つのが、先ほど説明した「収入増加(特に副業)」と「支出削減」の柱です。

例えば、副業で平均月収の6.5万円を得て、さらに支出を毎月4万円見直して削減できたとします。これらを合わせると、6.5万円 + 4万円 = 10.5万円になります。この金額は、毎月の必要額である10.3万円を少し上回っていますね。

このように、副業による収入アップ賢い支出削減を組み合わせることで、毎月必要な投資資金を捻出することができるのです。特別な大金を稼がなくても、平均的な副業収入と無理のない範囲での節約で、月10万円程度の追加資金を作ることは十分に現実的です。

20年後、資産はいくらになる?

このシミュレーションプランを20年間続けた場合、あなたの資産は以下のようになります。

初期貯蓄300万円が、年利5%で20年運用されると → 約795万円

毎月10.3万円を、年利5%で20年間積み立てて運用すると → 約4,205万円

合計資産 = 約795万円 + 約4,205万円 = 約5,000万円

このように、現在の貯蓄額に関わらず、収入を少し増やし、支出を賢く抑え、その分を計画的に長期・積立・分散投資に回すことで、20年後には十分に準富裕層の目標である5,000万円に到達できる見込みがあるのです。

このシミュレーションは、年利5%という過去の株式市場のデータなどを参考に現実的な数字を用いていますが、もちろん市場の状況によって運用成績は変動します。しかし、新NISAなどの税制優遇制度を最大限活用し、複利効果を味方につけることで、目標達成の可能性は高まります。

達成し続けるためのマインドセットと習慣

準富裕層への道のりは、単に知識があるだけでは達成できません。計画を実行し、困難に直面しても諦めずに続けるためのマインドセット(考え方)習慣がとても重要になります。

成功する人が持つ「考え方」

資産形成に成功している人たちは、お金に対して健康的で前向きな考え方を持っています。彼らは「お金は汚いもの」とか「自分には無理だ」といった「貧乏マインド」に囚われず、お金は自分が社会に提供した価値の対価であり、人生を豊かにするためのツールであると理解しています。

また、彼らは失敗を恐れません。特に若い頃の投資における小さな失敗は、やがて貴重な学びとなり、将来の成長につながると知っています。失敗から学び、次に活かす姿勢が大切です。

さらに、資産形成は楽して手に入るものではなく、地道な努力と忍耐が必要であることを認識しています。副業のための時間捻出、支出を抑えるための自制心、投資での一時的な値下がりへの精神的な耐性など、「痛みに耐え抜く」覚悟を持っています。過去や未来への不安に囚われず、目の前の「今」に最善を尽くすという考え方も重要です。

自己投資を惜しまないことも、成功者の特徴です。本やオンライン講座などで金融知識や副業のスキルを学ぶこと は、自分自身の価値を高める最大の投資です。

小さな一歩を継続するコツ

「よし、今日からやるぞ!」と意気込んでも、なかなか継続できないことはよくあります。準富裕層への道のりは長いので、継続するための工夫が必要です。

目標を細かく分解し、小さな成功を積み重ねることが大切です。例えば、「1年で○○万円貯める」という大きな目標を、「今月は副業で○千円稼ぐ」「今週は食費を○円に抑える」といった小さな目標に分解します。そして、小さな目標が達成できたら、しっかりと自分を褒めてあげましょう。この「できた!」という成功体験が、次の行動へのモチベーションにつながります。

家計簿アプリなどで資産や支出の推移を「見える化」するのも効果的です。数字が着実に増えているのを見ると、「頑張って良かった」「このまま続ければ目標に届く」という実感が湧き、継続の力になります。

無理のない範囲で継続することも重要です。完璧を目指しすぎると疲れてしまうので、たまには息抜きをしたり、どうしても欲しいものは我慢せず買ったりして、ストレスを溜めすぎないようにしましょう。これはサボりではなく、長期的に続けるための戦略です。

そして、「節約」や「投資」を「我慢」と捉えるのではなく、「将来の自由な選択肢を増やすための前向きな行動」と捉えることも大切です。お金を使うことへの罪悪感を減らし、「この支出は将来への投資だ」とポジティブに考えることで、日々の行動が楽しくなります。

誰でもゼロから始めても準富裕層になれるという事実は、適切なマインドセットと継続的な行動によって、経済的な目標が達成可能であることを示しています。